手術をしたのが10月初旬
そして12月末まで続いてたものがあります。
痛みは翌月には鎮痛剤無しでなんとかなる状態までになりました。
約三ヶ月弱、継続していたのが、女性の生理用ナプキンの使用でした。
なぜ、生理用ナプキンを使用していたかというと、分泌液、浸出液が手術後は肛門から出ていたからです。
痔 手術後の浸出液
浸出液の状態
痔の手術の直後は、まだ出血があり、ガーゼなどは血だらけでした。
そして、数日経過すると、出血まじりの薄い赤色の液体になります。
さらに経過するとと、最後はうす茶色になり、量も減っていきます。
膿とは違い、創口を治そうとする作用がある液なので、決して悪いものではありません。
しかしながら、手術から間もない状態では、そこそこの量が分泌されるので、そのままでは下着を汚してしまうのと、さらにズボンまで浸みこんできそうな状態になります。
浸出液はいつまで続く
これは、人によります。
まず、手術内容やその人の治癒状況に大きく左右されるため、一概には言えません
よくだいたい術後、3週間から長くて3ヶ月と表現されていることが多いです。
患部の創が大きければ長引きますし、治りが遅い方も長引きます。
私自身も、約3ヶ月弱続きましたので、私自身は長引いた部類に入るかもしれません。
浸出液の対応に生理用ナプキン
手術して、入院中は産後用のガーゼパッドをあてていましたが、退院後は歩いたりすることがあり、不便に感じていました。
そのため、最適であったのが女性の生理用ナプキンでした。
下着に両面テープで張り付けることができ、ずれず、むれ対策もできていて、もちろん浸出液は吸収してくれます。
生理用ナプキンの使用状況
平日の会社での終業時は、必ずナプキンをしていきました。
長時間イスに座ることもあり、かつ歩いたりするので、必需品でした。
退院してからは、必ず平日は毎日欠かさずナプキンをしていました。
仕事へ復帰してからの3週間ぐらいがピークで、最低1日2回、多い日は1日3回から4回ナプキンを取り換えていました。
なので、職場のオフィスビルの男性用トイレのごみ箱には、もちろん何重にもペーパーでくるんでですが、使用済みの整理用ナプキンを捨てておりました。
自分自身、トイレで生理用ナプキンを交換するなどとは想像もしてませんでした。
最初はなかなか慣れずに違和感がありましたが、セットの仕方もうまくなり、途中で丸まったりすることも少なく、使いこなすようになっていました。
生理用ナプキンの使用を中止
2ヶ月半ほど、ナプキンを使用した生活は続いておりましたが、浸出液の様子をみていましたが、全く無い時もあり、あってもほんの微量で、ナプキンに1本の薄い茶色の線が付着する程度となっていました。
さらに数日すると、ほぼナプキンには、浸出液はありませんでした。
ちょうど、ナプキンも止め時がきたようです。
ずいぶん長い期間でありましたが、やっとナプキンを中止することになりました。
今まで、必ずしていたナプキンですので、ないことでかえってスースーするような感じも最初はありましたが、徐々にナプキンをしていないことが普通の状態になっていきました。
いろいろな使い方ができる生理用ナプキン
男性が生理用ナプキンを使用するのは、やはり肛門まわりの疾患の場合に多いようです。
今回、私の場合は痔の手術後の浸出液の対応に使用しました。
手術後だけでなく、痔が痛くて仕方がない、それでも座る仕事のかたもクッション代わりになり、痛みもダイレクトに伝わらないので重宝する。
また、私自身使用したことはありませんが、内痔核で出血が激しかったとき、使えば良かったと初めてこの時点で思いました。
そうすれば、下着を汚したり、ズボンを汚したり、ましてや座ったイスを汚したりも無かっただろうにと思いました。
その時は、全く発想がありませんでした。
もし、痔の痛みでお悩みの方、出血などでお悩みの方
生理用ナプキンを使用するというのも一つの選択肢ではないでしょうか。