初めてゴムを締めてから2週間後に2回目のゴム締めをしました。
お尻に通されたゴムは、感覚的に緩んできているのが分かります。
2回目のゴム締め以降の経過をご紹介します。
2回目のゴム締めから一週間
1回目のゴム締めから二週間後に2回目のゴム締めをしました。
(記事はこちら⇒シートン法 ゴム締めから2週間後の状況 2回目のゴム締め)
2回目のゴム締めをしてから一週間の状況をご紹介します。
痛みに関して
あいかわらず、絶妙な強さでゴムが締めつけております。
ギリギリと痛むでもなく、かといって緩くもなく。
二度目となったゴム締め直しの後は、「少し痛いかな」と思うぐらいで、痛みが常にあり、日常生活に支障をきたすことはありませんでした。
チクリ、チクリとした痛みがありましたが、常に痛さのピークを極限まで体感した内痔核根治手術後とは比べものにならないほど、痛みについては無いに等しく、楽です。
御座敷であぐらで飲酒したところ少々の分泌液
ちょうど、仕事のお客様先で飲まざるをえない状況になりました。
お酒の席に限った話ではありませんが、あぐらは痔にとっては大敵です。
想像して頂くとお分かりかと思いますが、足を広げて、床に座る体制になるので、肛門自体をすりつけていることになります。
よくよく思い起こしてみると、内痔核の手術をして以来、あぐらで座ったことがありませんでした。
痛みが無くなっているので、あぐらで座れないことはありませんが、現状ゴムをと通している状態で足を広げて座ると、ゴムが引かれ締めつけられて、ゴム自体が切れるのではと心配にもなります。
この時の座敷席でのあぐらでの飲み会では、痔の手術後に、自転車に乗り、サドルに肛門を密着して漕ぐと同じぐらいの恐怖がありました。
そんな飲み会も2時間ほどで、無事終了して解散となりました。
痛みは無かったのですが、帰宅後にナプキンを外してみますと、見覚えのある、赤黒い分泌液が付着していました。
ほんの数十ミリ程度の付着範囲、量です。
飲み会の翌日以降でも痛みや患部の状態の悪化等はなく、一安心といったところでした。
ゴムの状況
一週間前に、少し痛いぐらいに締めたので、ピッチリと縛られていたはずですが、昨日時点で、入浴中に触ってみたところ、だいぶゴムが緩んできており、だいぶ”たわみ”がつかめるようにはなってきています。
意外に、締めて開放していくのが早いなという感覚です。
2回目のゴム締めから二週間
痛みに関して
シートン法での最初のゴム締め、そして2週間目に2回目のゴム締めをしてから2週間が経過しました。
ゴムを初めて締めてから、約4週間、一過月が経過しました。
ごくわずかですが、まだ分泌液があります。
また、常にではありませんが、最近ではチクッチクッとした痛みが、ゴム締めをした当初よりは多くなってきていました。
この痛みは、開放が進んできているラストスパートでしょうか
それでも、鎮痛剤を飲まなければ耐え難いような痛みではありませんでした。
私の肛門周囲膿瘍、痔ろう、シートン法に関しては、内痔核根治手術とは相反して痛みとは無縁のものでした。
ゴムの状況
ゴムは緩んできており、開放してたるんでいる部分がはっきりとつまめる状態にまでなってきていました。
手で触ってみたのですが、あとほんのもう少しで外れそうなところまできていました。
立ちあがった状態で、鏡をみてみると、ゴムがぶら下がっていて、お尻からはみ出しているのが分かります。
温泉などいったらきっと目立ちますね。
ゴムでしめつけて開放しているのが、非常によく分かる状態です
この状態からあと、どれほどの期間が経過すれば外れるのかが興味深いです
病院は2回目のゴム締め直しした後に、「2~3週間後にまた来てください、またはゴムが外れたら数日様子みてからまた来てください」とのことでした。
ゴムが緩んできて締めつけが弱い状態になっているので、このままですと、開放が進まないような気がしたので、2回目のゴム締めから2週間経過後に通院しようと考えいました。
通院予定日の朝 ゴムが取れた
ゴムが取れる前日の状態
ゴムが緩んでいることは分かってはいました
ゴムがとれるタイミングがいつになるかと気にはしていました。
ゴムがとれた前日の状態としては、ヒリヒリするような痛みがいつもより少し多いかなとう程度で、特別変わったことはありませんでした。
そして、ヒリヒリする痛み以外では、相変らず引っ張られるような感覚が少しあったレベルです。
また変わったことは、一日中つけていたナプキンにほんの数滴の血がついており、もしかして、最後の切り離しがじわり、じわりと進んでいたと今となっては思います。
これ以外は、前兆と呼べるものはなく、いつもと変わらず、同様に過ごしていました。
ゴムが取れた瞬間
何の前触れもなく、その時はやってきました
仕事も休みの土曜日、通院しようとしていた朝でした
ここからはトイレでの話となりますので、不快な話で申し訳ありませんが、実際の場面をご紹介します。
朝食をとり、しばらくしてからトイレに向かいました。
トイレでおならをした瞬間でした。
なにかお尻で違和感を感じました。
その時です、便器の中に何かが落ちました。
自分としては、お尻から明らかに何かとれたなと感じました。
立ち上がって便器の中をのぞきました。
そこには、薄茶色をした、縛られたゴムが便器に落ちていました。
肛門周囲膿瘍の緊急排膿手術に通されたゴム
そして、一ヶ月経過後に締め直されて、約一ヶ月間にわたり開放し続けたゴム
合計約二ヶ月間、私のお尻にぶら下がっていたゴムがとれた瞬間でした。
とれたても出血するわけでもなく、それほど痛くもなく、あっけないものでした。
通院
朝の自宅でのトイレでゴムは外れましたが、そのまま予定通り通院しました。
いつものように、混雑している待合室
もう慣れたものです
名前を呼ばれて診察室に入ります
ちょうど、今朝ゴムが外れたことを伝え、診察してもらいます。
患部はきれいになっているので、大丈夫とのことでした。
ずいぶんとあっけなく外れた感がありました。
瘻管の位置で、浅い、深い、または患部の状況によりきりですが、ゴムが外れるまでに半年以上かかる場合もあるそうです。
私の場合は、ゴムをしめてから約一ヶ月で終わりました。
すっかり内痔核の術後の経過は忘れ去られていますが、通院の終了もみえてきました。