痔の手術・退院後の初出勤

お尻は痛く、歩くのも内股気味でよちよち歩くだけですが、19日ぶりの会社へ出勤しました。

走ることはできないので、普段より30~40分ほど早めに、家を出て会社に向かいました。



グッズ

痔の手術の後ですので、痛みもあり、普通には通勤できません。

そのため、それなりの準備をして会社へ出勤しました。

まずは、見えないところですが、もともとお尻にガーゼ(分厚い出産直後に使用するタイプ)を入院中には使っていましたが、退院後は女性の生理用ナプキンを使っていました。

もちろん、この時もナプキンをお尻にあてての初出勤となりました。

まだまだ、痔の手術後の分泌液、滲出液が出ますので必需品です。

途中で取り替えられるように、1~2枚のナプキンを持ってでています。

また、痛みはまだまだありますので、鎮痛薬を袋に入れて、通勤用バックの中につめての出勤です。

そして、もうひとつは、円座です。

会社では椅子に座っている時間が長いです。

そのためにも、円座は必需品です。

生理用ナプキン、鎮痛薬、円座の三点セット、この時の私にとって、三種の神器にも匹敵する大事な痔の術後の社会復帰するためのグッズです。

朝の通勤

出社するには、通勤しなくてはいけません。

もちろん、私の家から、会社までは公共交通機関を使用して通勤しなくてはいけない距離です。

普段より30~40分ほど早めに、家を出て会社に向かいました。

今は歩くこと自体、痛みを引き起こします。また座っても痛みを引き起こします。

駅までの道のりはゆっくり、ゆっくりとお尻に力が入らないように歩きます。

そして駅につくと、難関の階段があります。

階段の昇り降りは、ふつうに歩くより、さらにお尻に痛みが走ります。

私は迷わずエレベーターへ向かいます。

エレベーターに乗り込み、そのままホームへ到着です。

そして、電車に乗り込みます。

混みあっている朝の通勤電車で、席が空いたとしても、お尻が痛いので座らずに立ったまま、会社近くの駅まで電車に揺られます。

そして、会社の最寄駅に到着です。

もちろん、一目散にエレベータです。

駅を出て会社までは普通であれば10分ほどの道のりですが、ゆっくり歩いて20分近くはかかりました。

心配していましたが、何とか無事に到着しました。

長時間の椅子に座っての勤務

20日近くも休暇をとっていたため、上司、同僚への挨拶を済ませ、早速勤務に入ります。

手術後の初の試み

8時間近くも椅子に座っていなければなりません。

頼みの綱は、円座と鎮痛剤です。

しかしながら、不思議なもので、スーツを着て、会社に来てみると、痛みはまだありますが、緊張しているというか、精神的なものでしょうか

痛くても、座っていられます。

多少痛みも緩和されているでしょうが、何とか午前中、お昼、午後も過ごすことができました。

痛みが増してくるタイミングで鎮痛薬を飲んだのと、午後になってナプキンをとりかえましたが、この日は便意をもよおして、トイレに行くこともなく、特に何事もなく過ごした一日でした。

帰宅

同僚からも、気をつかってか、あまり手術のことなどは聞いてきません。

意外と、会社にくると、ピシッとするもんです。

気持ちの問題というのは、少なからず影響するのだなと思いました。

まだ手術後の出勤初日なので、リハビリのようなものです。

そして、定時に仕事は終わり、家路につきました。

もちろん、初出勤だから、一杯飲んでいこうなどとはありません。

朝出社してきた道のりをたんたんと戻るだけです。

大丈夫かなと思っていた、初出勤でしたが、通勤、勤務中とこれといった問題もなく、椅子に座っているのも何とか円座がカバーしてくれていました。

復帰への第一歩は順調にスタートできました。



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