前処置が終わり(2回目の大腸内視鏡検査 事前準備から前処置まで)、大腸内視鏡検査ができるまでになりました。
9時30分前に来院して、だいたい12時30分ぐらいで前準備は終了しました。
あとは、最終の排泄物の目視確認をして頂き、検査となります。
排泄物の状態の最終確認
大腸内視鏡検査を実施するには、排泄物が水状態で固形物やカスが無い状態となっていないとできません。
そのため、自己申告だけではなく、最終的に排泄物の確認をして頂きます。
内痔核の入院の時も、排泄物の状態は確認されましたし、前回の内視鏡検査においても確認して頂いているので、今回は特におどろきはありませんでした。
専用のトイレに入り、排泄したところで、ナースコールボタンを押します。
そして、ノックされたところで、ドアをあけ、排泄物を確認して頂きます。
「はい、オッケーです」
「検査の時間までは、しばらくトイレに通って頂き、今の状態と違うようなことがあれば呼んでください」
とのこと
後は待合室で待ち、名前を呼ばれるのを待つばかりです。
検査実施
待合室で待つこと40~50分ぐらい経過したでしょうか
名前を呼ばれて、内視鏡室の中へ入っていきます。
着物のような検査着を腰までまくしあげて、おしりを突出し、横になる形でストレッチャーに乗ります。
そしてしばらくすると、そのままストレッチャーに乗せられ、処置室まで運ばれます。
実際検査して頂ける先生が声をかけていただき、準備が始まります。
まずは、血圧を測り、脈拍を測定する器具(親指にはめるタイプ)をつけて、そして鎮静剤のための針を腕にさします。
前回もそうでしたが、このぐらいの時から、少し眠いようなもうろうとした感じがします。
お尻の方では、器具を入れている準備をして、どんどん入っているようです。
この間、あまり明確な記憶がありません。
「はい、終わりましたよ」
始まってから、この声掛けされたのが一瞬のように感じました。
もちろん、痛くも何ともありませんでした。
一番のメインが検査なのですが、あっという間に終わり、自分でもほぼ実感がありません。
「ポリープが2か所ありましたので、切除しました。こちらになります」
切除したポリープを見せてもらえました。
1センチにも満たない、ほんの小さなかたまりでした。
検査後の安静
検査やポリープ除去も終わり、処置室からは出て、しばらくはストレッチャーに横になり安静にしていました。
まだ、この時点でもボーとしているような感じで、ウトウトしているように眠っていました。
検査自体の記憶はほぼありません。
本当にあっという間に終わり、何の苦痛もありません。
時間や大変さは前処置だけで、検査自体は大変なことは一切ありません。
特に横たわっている間は何も考えずに、眠っているだけでした。
40~50分経過したでしょうか。
「ご気分いかがですか」
と確認されました。
特に問題もなく、大丈夫ですと答え、待合室に出ました。
面談
待合室にてしばらく待機です。
もうすっかり、鎮静剤の効果も無くなり、はっきりした状態になり、雑誌や新聞を読んで待っていました。
私の名前が呼ばれて面談室に入りました。
今回は、ポリープ切除したこを再度、説明されました。
実際の画像も見せて頂き、自分の腸内はこうなっているんだと改めて実感しました。
前回は、ポリープが3mm程度だったのが、8mmとさらに新しく5mmのができていたこと。
その他については異常はなさそうです。
便が最近ゆるくなっていることもあり、いろいろと気になっていたのでまずは一安心でした。
除去したポリープは病理検査をして、また結果がでる時にはきてほしいとのことで、また次回の来院日を予約をしました。
ポリープ除去手術後の注意点
自分では痛くも何ともなく実感がわきませんが、大腸にあったポリープは切除されています。
自分自身の実感はなくても手術は手術なので、以下のような注意点があるようです。
- ポリープ切除で全治するまで2週間かかる
- 切除部からまれに出血や穿孔することがまれにある
- 特に手術後2~3日は注意すること
そのため、以下の注意事項を守らなければいけない
- 食事は香辛料など刺激が強いもの、アルコールは避け、暴飲暴食は1週間は気をつける
- アルコール類は2~3日飲まない
- 当日の入浴はシャワーだけにする
- 体に負担のかかるスポーツや仕事は2~3日避ける
- 旅行や出張などは2~3日避ける
- 排便時に出血や発熱などあれば、すぐに病院に連絡する
などです。
会計
面談も終了して、これで終了ですとのことで、最初に検査着に着替えたロッカーにて着替えをしました。
時間はこのとき、15時ぐらいにはなっていました。
朝9時15分ぐらいに来院して、約6時間でした。
総合受付で、会計です。
名前を呼ばれるのを待ちます。
名前を呼ばれて、会計です。
総額は約22、000円でした。
手術をした場合、25,000~27,000円ぐらいかかる場合があると、事前にお聞きしていたので、30,000円持っていったので、大丈夫でした。
ガン化するおそれのあるポリープを除去して、この金額なので、体には変えられないので特に高いとは思えないというのが私自身の感想です。
帰宅
会計も済ませ、帰宅の途にときました。
朝から、何も食べていないので、やはりお腹がすいていました。
しかしながら、手術をしたあとなので暴飲暴食はさけてくださいとあったので、横浜駅内の立ち食いソバ店(いろり庵きらく 横浜北口店)で暖かいそばとミニかつ丼を食べました。
よく噛んで、ゆっくり食べれば大丈夫だろうと思い、食べてしまいましたが、とりあえず翌日も問題なく、お通じもあり、出血もありませんでした。
帰宅してからは、やはり疲れもあったのか、横になっていたら、すぐに寝ていました。
3年ぶりの大腸内視鏡検査でしたが、ポリープ切除もして、やはり受けてよかったなという実感です。
検査自体は実際は痛くも何ともありません。
前処置がしんどい方はしんどいとは思いますが、飲むだけです。それ以上でも以下でもありません。
ためらっている方や二の足を踏んでいる方がいらっしゃいましたら、迷わず検査を受けることをお勧めします。
また術後の経過や状況もあわせて、当ブログでご紹介します。