日光浴という言葉だけでは、ちょっと公園で紫外線対策をきっちりしてから、散歩して心地よくお日様の光を浴びるというイメージだと思います。
なぜ痔のサイトで日光浴がでてくるのか疑問に感じられるのではないでしょうか。
日光浴というと、健康的なイメージですが、私の場合は違いました。
お日様の光を浴びる
なぜ、日光浴をしてみようと思ったのか
今ではその心理状態でさえ分かりません
私の頭の中の発想では、日光→消毒→傷がよくなる
という図式ができあがっていたのかもしれません。
我が家にはベランダがあり、ちょうど、太陽の光がベランダの内側に直接あたる時間帯があります。
ベランダはボードでおおわれているので、ベランダで横になっていれば、外からは分かりません。
また、カーテンを開けて、窓を開ければ、直接日光をあびることができる部屋もあります。
何をしたかと申しますと、日光浴です。
それも肛門の患部をそのまま、直射日光にあてていました。
日光にあてていても、痛みやかゆみはありませんでした。
ただ、日光にあてた後は、出血をするようになっていました。
それも、大量に出血するのではなく、トイレットペーパーをおしあてると、滲むような量の少ない出血でした。
この頃になると、自分でも何をやっているんだろうという感覚になってきました。
それでも、まだ病院にいかず、こんなことを続けていたことが信じられません。
初めて使った薬はヘルペス用軟膏
ちょうど日光浴と同時に行っていたことがあります。
塗り薬の塗布です。
痔の薬を使ったんだなと思われた方が多いかと思いますが、違いました。
使った薬が、たまたま家にあった、薬局・薬店でも購入できるヘルペス用軟膏でした。
なぜそんなことをしたのかが不思議ですが、その時の考えはこうだったと思います
いぼ痔→いぼ→ウィルス
ヘルペスもウィルス
だったら少しぐらい効果があるのではないか
改めて強調致します。決してそんなことはありません
ウィルス性のイボ、いわゆる疣贅と、いぼ痔のいぼは全く違います。
ましてヘルペス治療薬は、口唇ヘルペス用で、口唇、またはその周辺以外の部位には使用しないでください、と注意書きに書かれているのにもかかわらず、肛門に塗布する。
それも、日光を浴びた後にさらに追い打ちをかけるように塗り込んでいました。
もう一度、言います
日を浴びる、まったく違う用途の薬を塗る
危険な行為です。
それを、週1回、2~3ヶ月の間繰り返していたかと思うと、今でもゾッとします。
今手術を経てはいますが、肛門が原型をとどめてくれていて、大変ありがたく思うほどの誤った行為であったと思います。