まだ出血も無く、肛門付近のぷっくりした出っ張りだけが気になった頃の話です
日本の三大名湯と呼ばれる温泉に行く機会がありました。
群馬県にある名湯と呼ばれる温泉です。
本記事の内容は、私が個人的に感じたことや体験したことです
また誤った使用なども、私が個人的に行ったことです。
決して特定の観光地や、お土産品に対しての誹謗、中傷するような意図ではないことをご理解ください。
温泉の効能
そもそも、温泉、温泉でなくともこうか入浴は痔にはよい効果があります。
温かいお風呂に浸かることで、血行が良くなること、皮膚の殺菌効果、キズの治癒的な効果というものがあるからです。
また温泉に入ってリラックスして、ストレス解消し、日頃の疲れを癒すということは、痔だけでなく体調を整え、健康を保つ効果があります。
痔疾によい泉質は多数あるようですが、温泉全般的に効能には痔疾が含まれるように思えます。
化膿していたり、傷があったりするのでなければ、温泉というものは痔にとっては非常に良いものです
またお風呂に浸かって、温まると痛みがやわらぐということを痔の手術後に実感しております。
温泉で全ての痔が治るというわけではありませんが、痔疾に対しては悪いことではないことをご認識して頂ければと思います。
入浴で出っ張りがなくなる
宿に宿泊していたため、何度も温泉に浸かっていました。
温泉の温度は非常に熱いのですが、なるべくお尻はつかっていられるように工夫して入浴していました。
宿に15時ぐらいに到着して、まずは温泉に浸かりました。
また夕飯後に1回
就寝前に1回
就寝前に浸かっている時にお尻付近を触ったところ、出っ張りがほとんど目立たない状態になっていました。
人差し指と中指でそっと触って、確かに違和感がなくなっている
ぷっくりと出ていたものが、触っても分からない状態になっています
これほどまでに違いがあるとは想像していなかっただけに喜びもひとしおでした
しかしながら、一晩寝て、翌朝起きたところ、やはりぷっくりした突起物はまた、触ると感じられるようになっていました。
それでも、一時でも触っても分からない状態になっていたということはやはり効果があるんだなということは実感していました。
湯の花の誤った対応
一泊したあと、宿をあとにした時、ひとつ目についたものがありました
袋に入った黄色い粉で、湯の花と呼ばれるものでした
湯の花とは、温泉の成分が結晶して、沈殿したものを収集して、乾燥させた黄色い粉で、
湯の花には硫黄やカルシウムなど含まれ、使用方法として、自宅でお風呂にいれて、入浴剤として使用するものです。
ここでとった私は誤った使い方をしてしまいました。
私の頭の中では、温泉に浸かる→出っ張りが引っ込んだ
その温泉の成分から抽出される湯の花を使えば同じ効果がでるだろうと考えたのでした
それも、まだ自宅のお風呂に入れて使えばいいものを、小皿に湯の花を入れて、それを少量のお湯で溶かして、少し粘土状のどろどろにして、そのまま肛門に塗りました。
最初はどろどろの粘土状ですので、そのまま塗れますが、時間が経過して乾いてくると、粉がぽろぽろと落ちてきます。
歩くたびに部屋に粉をぽろぽろと落してまわっているようなものでした。
そんなことを湯の花がなくなるまでの2~3ヶ月の間、行っていました。
今考えれば、そんなことをして痔が治るわけはありません。
この行為によって、明らかに悪化したということはみられませんが、決して良い方向に改善はしていないことだけは確かです。
少なからず、悪影響を与えていたのではないかと思います。