肛門周囲膿瘍の手術から10日後の状況

肛門周囲膿瘍の緊急の切開手術から、約10日が過ぎました。

内痔核根治手術からは約四ヶ月経過しています。

内痔核手術後に比べても、日常生活は、仕事にも普通に行き、通常通りの毎日を過ごすことができていました。

ただし、もう卒業した生理用ナプキンは、術後に復活しました。



術後の患部状態

まず肛門から陰のうの間で、もともとしこりになっていた部分ですが、術後は元々腫れていてしこりとなっていた部分がくぼんで、そのくぼみの周りは皮膚が盛り上がって、固くなっているような状態となっています。

そしてどの部分から出ているのか分からないのですが、分泌液があり生理用ナプキンには一本(10センチ弱の長さで)の薄茶色の筋がついているような状態です。出血自体はなく、内痔核手術後に比べても多いのではないかと思えるほどです。

平日のパターンとしては、朝の出勤前に、新しいナプキンをつけます。そして、昼過ぎには取り替えますが、その時点で、一筋の分泌液がナプキンに付着しているような感じです。

夜間、就寝中はあまり分泌液は付着していないことから、昼間の活動している間に分泌液が出ているような状況になっていました。

また、内痔核後と違い、少し臭いがあり、自分でも感じられるほどだったので、こまめにナプキンを取り換える必要がありました。

それ以外では特に、日常に支障があるようなことはありませんでした。肛門に通してあるゴムはまだ締めていないので、イヤリングのようにブラブラとぶら下がっている状態で、排便含めて支障はありませんでした。

痛み

メスを入れて、切開していますので、全く痛みが無い事はありません。

ただし、内痔核の術後の痛みに比べたら、ほぼ日常生活には問題な無いレベルの痛みしかありませんでした。

まずは、肛門疾患には必ずついてまわる、排便後ですが、この時は排便したあとに5分ほどはピリピリとした痛みがありましたが、内痔核手術直後に比べたら痛みは雲泥の差で、十分耐えられるものでした。特にお風呂に入って暖める、すぐに鎮痛薬を飲むなどしなくとも、しばらくすると痛みは無くなりました。

次に日常生活においてですが、常にでありませんが、体の体制によっては、肛門の創後部分が引っ張られて、ピリッとした痛みがはしりました。

やはり、まだ午前中は調子が良く、歩いていても、座ってもそれほど痛みは感じられませんが、一日中、仕事をして過ごしていると、夕方から夜にかけて、椅子に座った状態で少し体制を変えただけでも、ピリッ、ピリッとした痛みがありました。

また仕事帰りに歩いている状態でも、ピリッ、ピリッと痛みが継続しますが、手術した後の創の痛みなのか、分泌液が皮膚について、時間が経過して、乾燥しての痛みなのかが判別できないほどのもので、全く座れない、痛くて歩けないほどではなく、日常生活が行えていました。

肛門周囲膿瘍での切開による排膿手術後の経過としては、良好だったと思います。

この状態の時は、過度な仕事(過度な残業)をなるべく避け、食生活を規則正しくする、睡眠を十分にとる、等基本的なことは行うようにしていました。

この術後の創が治ったところで、今度はシートン法のゴムを締めていくことになります。



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