松島病院への入院初日

ついに入院日の朝を迎えました。

前日は普通に仕事をして帰宅をしてきて、最後の晩餐ではありませんが、お酒を少し飲みました。

これから、しばらくはお酒は飲めなくなるだろうとの想定からです。

会社も今日から2週間の休暇を取得しております。

もう逃げも隠れもできません。

荷造りしたボストンバックを1つ持ち、嫁と一緒に自宅近くの駅に向かいました。

松島病院の入院手続きは正午、昼12時からです。

11時30分には間に合うように、家を出て、最後に食べられる昼食ということで、自宅付近の駅近くの餃子の王将でチャーハンと餃子を食べて、電車に乗り出発しました。

そして横浜駅での乗換を経て、京浜急行に乗り込みます。

松島病院の最寄駅である戸部駅は急行は停まりません。

急行は乗らずに各駅停車を待ちます。

ほどなくして、各駅停車はやってきました。

ゆっくりした足取りで乗り込み、不安と緊張が入り混じった状態で、嫁との会話も言葉少なく、電車にゆられて、たったの1駅ですので、あっという間に戸部駅に到着しました。

戸部駅を降りて、ゆっくりした足取りで病院へ歩いて向かいます。



入院手続き

病院に到着しました。

まだ入院手続きの正午、12時までには30分ほどありますので、待合室の席に座って待ちます。

まわりにも、大きいバックを持った、どこからどうみても、これから入院することが分かる荷物を持った方が7~8名いらっしゃいました。

みなさん、私と同じように不安なのか、緊張しているのか、言葉も少なげに待っていました。

そして、12時近くになり、ついに入院の受付が開始されました。

あらかじめて記載してきた入院用の書類も提出し、もちろん限度額認定証もあわせて提出しました。

今回はもちろん、差額ベッド代の無い保険適用内の病室を選び、入院による家計への負担を少なくしようとしていました。

入院手続きはとどこおりなく終了し、次は問診と持ってきている薬類の確認のために、3階へあがりました。

問診と薬のチェック

入院するにあたり、自参した薬のチェックがありました。

特に痔以外で患っている病気もないので、薬を持っているという認識ではなかったのですが、薬と呼べなくもないものを2つ持っていました。

それがまず1つは、目薬

そしてもう1つは、ニコレットガムでした

念のため、聞いたところ、目薬は成分を確認させて頂きますとのことでしたので、持っていいた目薬(疲れ目用の目薬です)を渡して成分を確認してもらいました。

またニコレットガムは特に問題ありませんと、即答されました。

ここで疑問を持たれている方がいらしゃるかもしれませんが、なぜ入院の時にニコレットガムを持っていたかと申しますと、実はこの入院のつい三ヶ月前に禁煙を始めました。

特に禁煙外来に通ったわけではなく、自力禁煙を始めたのですが、途中一ヶ月ほど経過した後、禁煙うつのような症状となり、さらに早期覚醒や中途覚醒のような睡眠障害などの症状も出たため、ニコレットガムをかみながら徐々に禁煙していく方法に変えていました。

まさか、禁煙をし始めた時は、こうして入院することになるとは思いもしてませんでしたが、病院内禁煙という環境では良かったのかとは思います。

あとは目薬ですが、確認の結果、使って問題ありませんとのご回答を得ました。

薬が互いに悪作用を及ぼさないような配慮

これから入院するんだなという実感がひしひしと湧いてきました。

病室へ

入院中の注意事項や、予定をお聞きして、病室へ案内されました。

私は5階の病室となりました。

備え付けのロッカーに荷物を入れて、さっそく病室着に着替えました。

病室はきれいで、ベッドも電動でリクライニングし、テレビも1ベットに1台備え付けられていて、快適な空間でした。

もう今日は何もすることはありません。

入院時に必要な、ガーゼや座浴トレイも購入して、あとはベットに横になるか、病院内を少し歩いてまわりました。

そして、嫁さんも家に帰宅していきました。

夕飯

入院しましたが、まだ明日は大腸内視鏡検査の日で、手術はまだ行われません。

しかしながら、入院初日の夜からは食事の制限となります。

バターロールのパン1つと、ほとんど具の無いスープが今晩の夕食です。

昼に餃子の王将でがっつり食べたのが、はるか昔のように感じました。

明日は、第一の関門 大腸内視鏡検査です

朝から、腸内洗浄薬を飲んで、大腸のなかをきれいさっぱり空にしなくてはいけません。

この日は、初めての入院の気疲れもあり、すんなりと眠ることができました。

ここまでくると、不安というよりは、もうやるしかないなという心境に達していました。

いよいよ、明日は大腸内視鏡検査です。



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