お風呂は、手術後の入院中も痛みをやわらげてくれる存在でした。
痛くて、ジンジンしていたものも、魔法のように痛みがスッとなくなるお風呂。
手術をしてから約二ヶ月経過したところで、日帰りですが温泉に行ってきました。
痛みもなくなりつつうありましたので、少し遠出をして手術後二ヶ月経過して、初めての温泉となります。
温泉の効能
近所のスーパー銭湯から、格式ある有名な温泉から、温泉と名のつくところは、ほとんどの温泉の効能には”痔疾”というのがみられます。
痔によいといわれている温泉には、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉、単純温泉があげられていますが、ほとんどの温泉に合致するのではないでしょうか。
痔に対しては、温泉の泉質というよりも、温まることによって、血行がよくなり、うっ血を解消してくれること。
また、大きなお風呂にゆったりと浸かって、リラックスすることは痔だけではなく、心身ともに良い効果が得られることだと思います。
痔の予防には、毎日、しっかり湯船につかって、お風呂に入ることも大切だということが分かります。
日帰りで草津温泉へ
栄えある手術後の初めての温泉は、草津温泉に行きました。
一応、薄い円座はひいてはいますが、まるまる二ヶ月ほど経過した今では、もう車の運転も大丈夫な状態です。
関越自動車道をひた走り、渋川伊香保インターチェンジでおり、一般道をひた走り、草津温泉に到着しました。
草津には、大滝乃湯、西の河原温泉、御座之湯といった日帰りで楽しめる温泉施設があります。
そのなかで、痔の手術初のの温泉は、大滝乃湯に入りました。
中は大浴場と、外の露店風呂
そして階段で下の階に行くと、合わせ湯といって、38℃から46℃の5つの浴槽を順番に入る湯があります。
まずは、大浴場です
もともと草津温泉の湯は熱く、また酸性です
大きな温泉風呂は、手術前の出血がひどくなる前に入ったきりです。
手術、入院前の二ヶ月、手術・退院後の二ヶ月、計四ヶ月ぶりの温泉です。
まずはかけ湯で体をならします。
そして、ゆっくりと、足をつけて、
さらに、ゆっくり、ゆっくりと、腰を沈めて、お風呂につかります。
何て気持ちのいいことでしょうか
小さい浴槽の家の御風呂でさえ、痛みを癒してくれたのですから、この大浴場は至福の時でした。
ゆったりと、つかって、目をつぶります
痔の手術や、痛くて、痛くて、耐えていたことが走馬灯のようによみがえりますが、温泉のあたたかさと、爽快さ、気持ちよさが、すべてそんな苦労をふきとばしてくれました。
ここまでくると、これからは完治に向けての道のりだけなんだろうと思うばかりでした。
こうして、手術から二ヶ月の経過で、日常の生活は取り戻しつつある状態でした。