サイトアイコン 痔核と痔瘻 手術と治療の体験記

シートン法 ゴム締めから2週間後の状況 2回目のゴム締め

肛門周囲膿瘍の緊急手術をしてから8週間、その時に通してもらったゴムを締めをしてから2週間が経過しました。

ゴム締めをしてから1週間ほどは、ほんの少しだけ分泌液が出ておりましたが、分泌液もほぼ無くなり、ゴムを締めていることも忘れる時があるぐらいの状態になっていました。

ゴムを締めてから2週間

入浴時に、ゴムに触れてみると、多少緩くなっているように感じ、もしかすると開放が進んでいるんじゃないかと思えるほどの感触でした。



ゴム締めから初めての通院

ゴム締めをしてから2週間経過したので、松島病院に通院して診察を受けました。

平日は仕事もあるので、土曜日の通院となりますが、相変わらず非常に混みあっています。

いつものように、朝一に行っても、60分以上は普通に待っている状態です。

まずは、患部の診察で、内診をして、ゴムの状態も確認して頂きました。

どうやら、ゴムも締めつけられ、順調に開放が進んでいるようでした。

そして、「ゴムを締め直しする処置をしましょう」ということで、診察室をあとにして、処置室へ向かいました。

処置室の前も、大変混みあっていて、座る場所も無いほどでした。

ゴムを締めるだけの処置であれば、前回初めて締めたときの経験がありますので、だいたい何をするかが分かっているので、何も分からない不安はありません。

やはり、小一時間ほど待ったあと、自分の名前が呼ばれました。

処置室の中に入り、ズボンをおろして、横向きになります。

「だいぶ開放してきていますね あともう少しですね」

とドクターがおっしゃってました。

たった2週間ですが、順調に開放しているようです。

「ではまた締めていきますね」と言い、ゴムを締めつけていきました。

このゴムを締めつける作業は、はねあがるほど痛いというわけではなく、肛門の肉をつまんで、つねられているような感じの痛みです。

決して耐えがたい痛みではありません。

「これぐらいで痛いですか?」

「ちょっと痛いですね」

といった、締めては確認するやりとりを何度か繰り返して、ちょうどよい締め具合を探っていただきます

2~3回ほど、このやりとりをした後に、今回の締め具合が決まりました。

痛みどめの薬が必要かを聞かれましたが、それほどの痛みではないので、特に処方はして頂きませんでした。

すでにこの時点で、

「後もう少し、2週間~3週間でゴムがとれるかもしれません」

とのことで、意外に早いなという印象がありました。

二回目のゴム締め後の生活

シートン法の2回目のゴム締め後の翌日以降の経過です。

前回より、少し痛いかなぐらいの強さでゴムは締められています。

しかしながら、内痔核手術後のような痛みではなく、生活に支障は全くなく、通常過ごせています。

処置は土曜日の通院でしてもらっていますので、翌日の日曜日は仕事も休み、家で養生できていたので、全く問題はありませんでした。

通常過ごしていても、強烈に痛むことはありません。

ごくたまに引っ張り、つまんで、つねられているようなピリッとした痛みが感覚があるだけです。

そのため、仕事も含めて、日常生活における支障は全く問題なく、さらに排便時も何も問題なく状態は良好でした。

少し気になったことが、ナプキンにほんの数滴の血が付着していることがありました。ゴムで少しづつ開放(切断)しているのだから仕方が無い事だとは思いますが。

開放が進んで、ゴムが浅くなってきて、更なる締め直しをして、浅い部分を縛っているので、さらに早く開放が進んでいるのでしょうか。

このゴムの外れる瞬間も間近であるでしょう。

いったいどのように外れるのか想像できないです。

知らない間に外れて、「あれ、無いっ」ということになるか

それとも、とれかけた状態になり、自分で少し引っ張ったらてとれてしまうのでしょうか。

ぜひ、外れたゴムを見てみたいです

シートン法でゴムが外れるタイミングで、そのゴムはどうなってしまうのか、情報が少なかったので、何とか詳細にお伝えできればと思います。

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